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今や「弁当男子」も当たり前の時代です
10年くらい前からでしょうか、「弁当男子」という言葉が一時期大流行しました。
これは男性の一人暮らしをしている人で毎朝自分でお弁当を作ってくるという人のことで、自炊をきちんとしている男性として注目を受けたものです。
「弁当男子」は男性をことさら強調していますが、女性でももちろん家計を考慮してお弁当を毎日作ってくるという人はたくさんいます。
会社や出先で仕事をする人がお昼ごはんを現地で準備しようとすると少なくとも500円以上はかかってしまいます。
福利厚生のしっかりした会社では社食やお弁当を安く提供してくれるかもしれませんが、それでも毎日300~400円プラス飲み物代がかかってくると考えると、決して安いとは言えません。
自宅でお弁当を作って持って行く場合、簡単に作ったものであれば200円以内におさえることも十分に可能です。
朝ごはんや夕ご飯のおかずをそのまま使ったり、作り置きしておいたものをうまく取り入れれば100円少々でも十分なメニューにすることも可能なので、節約効果は絶大でしょう。
とはいえ毎朝のお弁当作りは朝の貴重な時間をとられる作業になりますし、毎日の食器洗いもかなり面倒に思えたりします。
それでもお弁当を作ることで節約以外にたくさんのメリットがありますので、ぜひ早い段階から習慣づけをしておくことをおすすめします。
お弁当を上手に持ち運ぶ方法
お弁当づくりをしようと思ったら、まず最初に準備することになるのがランチボックスです。
最近はたくさんの種類のお弁当箱が販売されており、男性向けに大型のものや、反対に女性用に汁物をこぼさず運ぶことができるタイプなど好きなものから選べます。
ただし年中ずっとお弁当を持って行くのがよいかというと、そういうわけではありません。
特に注意が必要なのが夏場で、ただのプラスチックケース型のお弁当の場合、そのまま自宅から持ってきてお昼まで常温で保存していると、昼までに傷んでしまうこともあります。
傷んだ食材は廃棄する場所にも困ることになるので、真夏の真っ盛りには無理にお弁当を作らないようにしたり、持ち運びに保冷剤を使って職場で速やかに冷蔵庫に入れるなどの工夫が必要です。
節約以外のお弁当を持って行くメリットとして、職場でのコミュニケーションがとりやすいということがあります。
外に買いに行ったり食堂に行ったりする場合、どうしても昼休みの時間を圧迫することになってしまうものです。
お弁当を持って行くことで昼休みの時間を有意義に使うことができ、同じように職場に残っている人とのコミュニケーションがとりやすくなります。
ダイエット中なら食べ過ぎを防ぎ、ローカロリーで栄養バランスのよいメニューを自分で組み立てることも可能です。