スマホのバッテリー問題対策にしておきたいこと
年々進化していくスマートフォン端末ですが、多くの人が不満に感じていることとして「電池の持ちが悪い」ということがあります。
メーカー側もその点は理解をしているようですが、近年の開発傾向として「大画面」かつ「薄型」が主流になってきているので、電池性能が追いついていないというのが現状です。
というのも電池の消費量は光源となる画面の大きさに比例するものであり、さらに電池容量はバッテリーの大きさに比例するものであるからです。
もちろん小型で大容量の電池も日々進化開発されていますので、数年前と比較してびっくりするほど電池が持つ端末もたくさんあります。
しかし電池は基本的に消耗品ですので、経年劣化は避けることができません。
それを踏まえて、少しでも電池寿命を長くするための方法をとっていくことが大切になります。
まず電池節電の基本中の基本が、「画面の明るさを抑える」ということです。
最初に触れたように、スマートフォンの電池消費は画面が発する光の量によって決まってきます。
ですので設定画面から「画面の明るさ」のレベルをちょっと下げることによりかなり電池の消費が減ります。
明るい画面は見やすいですが、その半面で長く見ていると目が疲れやすく、特に寝る前の時間帯に凝視するのは睡眠の質を落としてしまう原因です。
高性能のスマホになると「ブルーライトカット」のように、特定の光源を抑える設定もできるようになっているので、こまめに見え方を調節してみてください。
余計な通知機能をオフにしておく
もう一つ、スマホの電池消費を多くする要因となっているのがバックグラウンドでの通信です。
置きっぱなしにしているスマホにメッセージが届くと、一時的に画面が光ります。
ですので通知があるたびに画面が光っていると、それがじわじわと電池量を削っていくことになるのです。
バックグランド通信での消費は、同じく設定画面から「バックライトの点灯時間」を短く設定することで抑えられます。
iPhoneの場合は設定から「自動ロック」を解除することで、明るさや自動点灯の時間を短くすることが可能です。
通知は個人的なLINEメッセージやメールばかりでなく、TwitterやFacebookのフォロー関係にある人の投稿によっても発生します。
これらの通知を全ての人から受け取ると、かなり頻繁に画面が起動してしまうでしょう。
特に注目している人以外は通知を切ってしまった方が、電池消費を抑えるために有効です。
それとスマホの標準機能となっているGPS(位置情報)が起動したままになっていると、常に通信をしつづけることになるので、やはり電池の消費は激しくなります。