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マイボトルをブームだけで終わらせないようにする
2013年くらいから急激に普及し、2016年に大ブームとなったのが「マイボトル」です。
「マイボトル」とは文字通り自宅から持ち出すボトル(水筒)のことで、出先で喉が渇いたときに余計な買い物をしなくてもよいということで、エコに役立つと多くの人が使用しました。
一時期は20~30代の女性では2人に1人は持っているとまで言われてきたマイボトルですが、ブームが一巡したせいかやや下火になってきた感じがあります。
そもそもマイボトルが急激に普及した一番の要因は、スターバックスやタリーズといった大手コーヒーチェーンが展開したキャンペーンです。
これらのチェーンでマイボトルを持ち込んだ人に対し、通常料金よりも数十円割り引くというサービスを行ったことで普段からお店を利用する人が沢山購入しました。
マイボトルは雑貨店やホームセンターといったところでも購入ができますが、一番人気となっているのはそれぞれのコーヒーチェーンの独自のデザインのもので、1つ2000円近くの値段であるにも関わらず大ヒット商品となりました。
一見便利そうなマイボトルですが、実際にはエコというよりもファッション性が重視されており、一度は購入したものの数度しか使わないという人もいるようです。
さすがに現在ではブームそのものが下火になったので、わざわざ高いボトルを購入する人は多くないでしょうが、コーヒーチェーンで販売されているボトルは使い勝手が悪く、衛生面にも問題があるあまりおすすめできない製品です。
節約目的で購入するのであれば、そうしたデザイン性よりももっと実用性のあるものを選ぶことが勧められます。
マイボトルを購入する前の基礎知識
これからエコや節約目的でマイボトルを購入するなら、長く使える優れた性能のものがおすすめです。
マイボトルは100均ショップでも販売されており、価格はピンからキリまで様々になっています。
やはりある程度しっかりした性能のものは価格も張りますが、保温/保冷に優れており、軽くて水漏れなしに持ち出せて非常に便利です。
有名なメーカー品としてはまず魔法瓶などポットで有名な「サーモス」「タイガー」といったところがあります。
この二社は非常に性能が優れたボトルを販売しており、500mlサイズと大容量ながら軽量で、温かいものも冷たいものも長く保存をすることが可能です。
価格は1本5000~6000円と高めですが、一つ購入して丁寧に使えば10年単位で使っていくことができるでしょう。
タンブラータイプなら、海外メーカー製品などはかなりデザイン性の高いものも販売されています。
コーヒーチェーンのものはプラスチックケースで2000円くらいしますが、メーカー製なら保温/保冷機能つきのもので探せます。