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食器洗い乾燥機を使おう

By: SLkur7uK

食器洗浄機を使うと家事はどう変わるか

年々進化している家電業界において、意見が真っ二つに分かれているのが食器洗浄機こと「食洗機」です。
食洗機は一般向け製品が登場して既に30年以上が経過していますが、それでも家庭で使用をしているという割合はわずか3割程度にとどまっています。

アンケート調査で「今後食洗機を購入したいか?」という問いに対しても「はい」と答える人は多くても5割程度で、決して今後も爆発的にユーザーが増えていくという兆しは見えません。

一方で欧米に目を移してみると、食洗機を導入している世帯は9割を超える国もあるほどで日本に比べて食洗機という家電製品への心理的な抵抗感はほとんどありません。

データ的にはここ10年の間に利用世帯が2割弱から約3割になるという微増はしているのですが、持っているという世帯の中でも約12%の人が「食洗機はあるけど普段の生活で使っていない」と回答しているという実態があります。

なぜ食洗機の購入が控えられていたり、あっても使用をしなかったりするかというと、その理由として「たくさんの種類のお皿が入れられない」「一度に洗える量が少ない」「少量だけしか食器が出ないときには効率が悪い」といったことが挙げられます。

普段使う食器の種類にも関係しています

食洗機が欧米の国に比べて日本で普及しない理由の一つとして考えられるのが、普段の生活で使用する皿の種類の多様さです。
欧米での一般家庭の食事というのは、ワンプレートにたくさんの食材を一緒に乗せるという方法が一般的であり一人あたりが使用する皿の数はそれほど多くありません。

しかし日本の食事では一汁三菜というようなモデルがあるように、お茶碗、お椀、小鉢、メインの料理、副菜といったように一食にたくさんのお皿を使用します。

お皿の種類が多いということはそれだけ食洗機のように限られた空間に詰めてきちんと洗える状態に整頓するテクニックが必要になり、ちょっと多くおかずを出したりしたときにはすぐに一杯になってしまいます。

ですので日本でも普段から食洗機を多く使用している人は、毎回に使用するお皿の数や形状が決まっていてパターン通りにすればキレイに洗うことができるという食習慣が作れているのではないかと予想できます。

また1人~2人の少人数の世帯なのに大型の食洗機がついているというように、ライフスタイルに適したサイズの製品ではない場合にもあっても使わないということになりがちです。

食洗機は一見導入が面倒そうですが、うまく生活の中にパターン化させてしまうことができれば大幅に家事の手間を省くことができます。
上手に使えば手洗いよりもぐっと水道代や光熱費をおさえることも可能です。

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