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水道料金の仕組みと内訳を知ろう

By: SLkur7uK

上下水道料金とは何か?

私達が戸建て住宅や集合住宅に入居するとき、引っ越し前に手続きをすることにより水道が開栓され使用可能な状態になります。
全国の住宅地には地域が管理する浄水場から引かれた水道管が地下に埋められており、そこから各戸に細い管を引き込んで水道を使用します。

水道には大きく二種類があり、浄水場でキレイにされた水道水を運ぶ上水道と、トイレやキッチンなどで出される排水を適切に処理できる場所まで運ぶ下水道に区別されます。

ですのでそれぞれの家庭に請求される水道料金というのは、蛇口をひねって出てきた水の量によって請求される上水道料金と、排水をした水の量によって請求される下水道料金に区別されます。

ただし下水道にも2つの種類があり、雨水などを浸水しないように運び出す排水管と、家庭からでる汚水を運ぶ排水管があります。

都心など集合住宅が数多くある地域ではこの雨水排水路と生活排水路は別々になっているのですが、地域によっては浄水槽を使用することで雨水排水路と生活排水路が一緒になっていることもあります。

マンションなど集合住宅ならば下水道料金は当然に発生してきますが、戸建住宅や小さなアパートでは下水道料金がない地域もあります。

ただし全国的に下水道を使用しているのに請求が来ないといった管理の不備の問題が発生しているので、もし水道料金の請求がおかしいと思ったら問い合わせをしてみた方がよいでしょう。
なおあとから不払いが発覚した場合には過去5年分の請求を受けることがあります。

検針票の見方と料金のしくみ

水道料金の請求は普通毎月の検針によって行われます。
建物の周囲には必ず水道メーターが地下に埋められているので、水道局から来る係の人が蓋をとってそこにある目盛りを見て検針票を発行します。

検針内容は「検針票」としてポストに入れられるので、毎月の水道料金を確認するためにそれらの検針票は捨てずにとっておくことをおすすめします。

検針票の記載内容は「住所・契約者氏名」「お客様番号」「検針日」「メーター番号」といった請求先を特定する情報がまずあり、その下に上下水道の使用量と料金が記載されます。

水道料金の基本的な計算方法は「基本料金」と「従量料金」さらに「消費税相当額」が加わって算出されます。
基本料金は契約によってあらかじめ決められている口径によって料金の段階があり、そこに実際に使用した水道量が従量加算されていきます。

基本料金と従量料金は裏面に料金表が掲載されているはずなので、自分の契約状態も確認しておくとよいでしょう。
この契約口径はその住宅の大きさや人数によってあらかじめ決まっていますが、使用状況によっては自分で変更をすることが可能です。

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