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お風呂の残り湯を活用しよう

By: SLkur7uK

お風呂の残り湯をただ流すのではなく再利用する

美容や健康のためには毎日の入浴にシャワーだけでなくきちんとお湯はりをして体を浸すことがよいといいます。
毎日の入浴タイムは一日の疲れをとるための貴重なリラックスタイムでもあるので、多くの家庭では毎日お湯を入れて家族が順番に入っているのではないかと思います。

しかしそうして使用したお湯は全員が入ってしまうとあとは流すだけとなってしまいますので、節水をしたいと思う人にとってはかなりもったいなく感じられてしまうところです。

家族向けの大きな浴槽になると十分にお湯はりをすることで数十リットルも水道を使用することになってしまいます。
一日ずつの消費料はそれほどでなくても、毎日流すことにより水道料金を大きく押し上げてしまいます。

そこでおすすめをしたいのがお風呂の残り湯を他の家事に再利用するという方法です。
お風呂の残り湯の有効利用として最もやりやすいのが洗濯機への利用です。
洗濯機とお風呂場は大抵近くに設置されていますし、水の量もだいたい一致しているので無駄を出すことがありません。
洗濯機に簡単に入れられる自動ポンプも販売されていますので、大型の洗濯機を使用している家庭でも心配ないでしょう。

残り湯を洗濯機に使用するときに気をつけたいのが、入浴剤の種類によっては使用が勧められない場合があるということです。
通常市販されている入浴剤なら大抵は問題がないのですが、温泉地直送の温泉の素のような硫黄分など特殊な成分があるものでは洗濯をするときに衣類を傷めてしまう可能性があります。

ペットボトルに貯めておくことでもっと便利に

洗濯機への再利用が勧められる理由としてもう一つ挙げられるのが、温かいお湯を使用することで洗浄力を高めることができるからです。
夏場の汗や汚れがつきやすい時期などにはしっかり洗濯をしたつもりでもニオイが取りきれなかったり、汚れが残ってしまうこともあります。

そうした場合温かいお湯を使って洗濯をすることで、洗濯用洗剤の性能を高め汚れやニオイを落としやすくなります。
なので洗濯用に残り湯を利用するなら、全員がお風呂に入ってすぐに行うことが大切です。

すぐにお湯を使うわけでないなら、あらかじめペットボトルを何本か用意しておきそこに貯めておくというのがおすすめです。
ペットボトルに詰めておくことでトイレや洗車など他の用途にも使いやすくなります。

特にトイレを流すときにはペットボトルが便利です。
トイレへの利用をしようとして残り湯をトイレタンクに入れてしまう人がいますがそれはよくありません。
というのもトイレタンクの内部は空洞ではなく複雑な水管が通っているので、残り湯に汚れが含まれているとタンク内で雑菌が繁殖したり、詰まりを起こしてしまう危険があるからです。

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