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みずみずしい野菜

家庭菜園で食費が節約できるって本当?

By: SLkur7uK

家庭菜園はむしろ割高という指摘

将来的にマイホームを持ちたいと思っている人の多くが期待しているのが「ガーデニング」です。
傾向的に女性であれば英国風ガーデンなどを作りたいと思っており、男性でも家庭菜園で自作の野菜を育てたいと思う人が多く見られています。

ガーデニングや家庭菜園は趣味としても非常に人気が高く、土に触れて植物を育てるということそのものが病みつきになったりします。

近年では震災による放射能の影響や、海外からの輸入野菜の農薬問題など食品に対する信頼性が大きく損なわれているので、自分の手で作る食品に興味を持つ人も増えているようです。

イメージ的には自宅で野菜を栽培すれば途中の業者に支払うマージンや輸送費が発生しないので、安く食材が手に入ると考えてしまいますが、実際はそううまくはいきません。

農家で栽培されている野菜というのは長年のノウハウや最先端の農機具、効率的な農薬使用などにより大量生産ができるようになっています。

それを自宅で一から再現するというのは難しいですし、特に引越をした先の土が栽培に向いているものとは限りません。

家庭菜園をしたいという人のために、郊外の農地を広さに応じて貸し出すというサービスも行われているようですが、野菜そのものを作ることはむしろ購入よりも割高であるということは覚えておいた方がよいでしょう。

自宅でできる栽培でプチ節約を

では家庭菜園はあくまで趣味で、損しかしないかというと、そういうわけでもありません。
まるまると太った大根やニンジンなどを育てるためにはかなりの苦労が必要ですが、ちょっとした薬味や葉物を作る程度であれば自宅でも十分行うことができます。

まずよく行われる家庭栽培としてニンジンのヘタ部分を水栽培するという方法があります。
市販されているニンジンは葉っぱの部分がすっかり切り取られていますが、ヘタの部分を切ってそれを水につけておくことで葉が伸びてきます。

これは大根でも同様で、水につけてしばらく置いておくことで食べられる葉が再生してくるので、それでちょっとした料理に使用することが可能です。

ニンジンや大根の葉というのは農家で栽培をする時にどうしても農薬を多く使用するため食用に適さず、販売前に切り取られるようになっています。

しかし再生される葉であれば農薬の危険性がなく、また新鮮であることからスーパーでは買えない食材として活かしていけます。

コツとしては、長く水につけたままにしておくと腐りやすくなるのでこまめに水を替えるようにするということと、光合成を促すために日当たりのよい場所においてあげるようにすることです。

またミントやバジルなどのハーブの葉は生命力が強く、水栽培でかなり増やすことが可能です。

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