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空の冷蔵庫

冷蔵庫の使い方を見直そう

By: SLkur7uK

高機能冷蔵庫を上手に活かすには

ここ10年位で急激に性能を高めている家電製品の一つが冷蔵庫です。
冷蔵庫はここ近年消費電力を大きく抑えるための機能が強化されており、機能上24時間つけっぱなしにしなければいけないという欠点を大きくカバーすることができています。

ハイスペックモデルになると扉を開く面積を少なくする二枚扉になっていたり、毎日冷蔵庫を開く時間帯を冷蔵庫が学習してそれに合わせた温度設定を行うといった高機能がついています。

お刺身や生肉などの生鮮食品を瞬時に冷凍する瞬間冷凍機能や、野菜室に水分循環機能をつけてみずみずしさを保つといった工夫もあり、料理を毎日行う人にとっては強い味方になります。

ですがどれだけ高機能の冷蔵庫であっても、基本的な節電ができていないとその機能を上手に活かすことができません。
冷蔵庫を使用する上で最も大切なのが「開ける回数をできるだけ少なくする」「開けっ放しにしない」「内部にものを詰め込みすぎない」ということです。

よくあるのが冷蔵庫のすぐ脇にカーテンや物干しなどがあり、知らないうちに布が挟まって開けっ放し状態になっていたというようなケースです。

ごく基本的なことですが冷蔵庫を閉じるときにはパッキンに何かが挟まっていないかを確認し、必要なものを短時間に取り出し素早く閉めるように徹底しましょう。

冷蔵庫選びのコツはやや大きめを選ぶこと

冷蔵庫で節電をするときのもう一つ重要なコツが「できるだけ内部にものを詰め込みすぎない」ということです。
冷蔵庫部分は3~4段くらいになっていることと思いますが、ぱっと開いたときにどこに何が入っているかわからないほど詰め込みすぎているのはNGです。

理想的な冷蔵庫の使い方は内部の使用量を6~8割程度にとどめておくということで、一目見てすぐにどこに何があるか把握できるように整理整頓していきましょう。

冷蔵庫を買い直す場合には普段使用する食材を目一杯詰め込んで使うよりは、一回り大きめのサイズを選んで余裕を持って使用してください。
常にフル稼働する小さい冷蔵庫では、それだけ毎日の冷蔵庫の稼働負担が大きくなってしまうので冷蔵庫そのものの寿命が短くなってしまいます。

反対に冷凍スペースはあまり空間が余りすぎているのはよくないとされています。
冷凍食品やアイスクリームなど最初から冷凍された状態で保存されるようにできている品物については、あまりスカスカの中に入れるよりもややぎゅうぎゅうめに詰め込んでおいた方が適切な状態で保存できます。

これは間に空気の流れがあると温度変化が起こりやすいためで、もし室内全体に余裕が有る場合には隙間がないように並べたり重ねたりして空気の通りを悪くしていきましょう。

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